栃木県産の茶葉から規制値超えるセシウム

栃木県は19日夜、鹿沼市と大田原市で栽培されていた茶葉から、国の暫定規制値(一キロあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。

 鹿沼市で採取された茶葉からは890ベクレル、大田原市で採取された茶葉からは520ベクレルの放射性セシウムが検出された。

 県は両市に、今年生産される茶葉の出荷自粛を要請した。今年の収穫はまだ行われておらず、市場には流通していないという。