神奈川5市町村、茶葉から基準超のセシウム

神奈川県の小田原市、愛川町、清川村で11日に採取した茶葉と、真鶴町と湯河原町で12日に採取した茶葉から、新たに国の暫定規制値(一キログラム当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された。

  神奈川・南足柄市で採取した茶葉から11日に放射性セシウムが検出されたことを受け、県が他の自治体でも検査を実施したところ検出されたという。検出され た放射性セシウムは、小田原市で一キロあたり780ベクレル、愛川町で同670ベクレル、清川村で同740ベクレル、真鶴町で同530ベクレル、湯河原町 で同680ベクレル。

 県はこれらの市町村に対し、当分の間、茶葉の出荷を自粛するよう要請している。